●面接の入室時、コートはどこに?
入室の前に畳んで置き、かける場所は隣の椅子
か、自分の荷物の上に置き、隣の椅子に掛ける
場合は面接官に一言、 「こちらにおいてもよろし
いでしょうか」 と許可を得るのが良いかと思われ
ます。
【退室】 1、椅子から立ってお礼
面接が終わったら椅子から立ち上がり、 「本日は
お忙しい中、貴重なお時間を頂きありがとうござい
ました。」 とお礼を述べた後に、45度の角度で
面接官に向けてお辞儀をしましょう。
2、ドアの前でお辞儀
お辞儀の後はドアに向かって歩き、ドアの前で
面接官に向き直って 「失礼いたします」 と言っ
てから、30度~45度の角度で丁寧なお辞儀を
してからドアを開け退室し、お辞儀の後、顔を
上げた際には面接官とアイコンタクトをとるよう
にすると良いそうです。
入退室の仕方は難しいものではありませんが、
普段意識しないからこそ本番はどうしたらいい
かわからなくなってしまうため、面接官は細か
いところまでチェックしている様なので、
面接前に流れを確認し頭に入れておくと良い
そうですね。
面接のやり方~一次・二次面接のポイント
とは?~
ここまで、面接の基本マナーを勉強しました。
マナーを完璧にしたら、次は面接官からの質問
に 「意図を理解して答え切ること」。
面接で一番気になるのが、面接官からの質問
やどう見られているかということだと思います。
面接は企業の採用プロセスに沿い、 「一次面接」
「二次面接」 などと複数に分かれていることが
一般的のようです。
それぞれの面接で見られるポイントも変わる
そうなので、対策をして面接に挑めると良いと
思います。
〈一次面接〉
最初の関門となる一次面接は、人事の人や
現場の社員が担当することが殆どで、応募者
が多いときはグループ面接になる場合もあり、
一次面接のポイントは第一印象やビジネスマナー
などの基本的な振る舞いができているかの
ようです。応募者が企業の採用基準を最低限
満たすか、企業の社風に合うかを面接官に
見られている様です。
一次面接では身だしなみや振る舞い、言葉遣い
といった第一印象に関わる部分を特に気を付け
るのが良いそうで、身だしなみに清潔感が無か
ったり、振る舞いがおどおどしていたり基本的な
言葉遣いがおかしいと、面接官の評価を下げ、
採用にも大きく影響してくるそうです。
質問内容は自己PRや志望動機などの採用
プロセスにおいて定番の質問が中心だと思い
ます。ある質問の回答は簡潔に分かりやすく
答えるため、徹底的に頭の中に入れておくと良い
と思います。
正しくハキハキと回答できるように練習すると
選考通過率はグッと高くなるかと思います。
グループ面接が実施される場合、他の就活生
に圧倒されて自分のペースが乱れてしまう
ケースもあるかと思います。緊張して早口に
なったり、おどおどした態度になってしまい、
普段の自分を発揮できなかったらもったいない
ですよね。
また自分の人間性や性格を情報としてわかりやすく
伝えられないと、採用選考の結果にも響いてしまう
そうです。
他の就活生のことはあまり気にせずに、自分は自分
と思って集中して挑めると良いそうです。
〈二次面接〉
二次面接では、人事や現場の責任者が担当する
ことが特徴で、一次面接よりもより深掘りした質問を
されるそうで、万全に対策をする必要があり、
二次面接では、一次面接で通過した学生を吟味する
ようですね。
入社後に活躍してくれる人材か、責任者クラスの
社員が判断するので、質問内容もより濃いものに
なり、二次面接通過のハードルも高くなるかと思い
ますが、質問自体は一次面接と似ている様で、
理由を具体的に問われることが多いそうです。
曖昧な回答を行うと面接を通過できず、質問に
対して具体的に答えられるように事前対策を
入念に行い、自分なりの言葉で考えを伝えられ
るよう、準備しておけると良いですね。
二次面接は本気度と志望度の高さをアピール
することが大切で、企業理解が不十分で、志望
動機がどの企業でも通過する内容だと、熱意が
不十分と判断されてしまうそうです。
「なぜ他の企業ではなく、御社なのか」 を伝える
ため、情報収集を欠かさず、商品の差別化の
ポイント、社風、将来性などと言った競合他社
との違いや強みを徹底的に分析しておくのが良い
そうです。
面接のやり方~最終面接の評価ポイント~
一次、二次面接と無事通過したら、いよいよ最終
面接だそうです。企業として応募者に内定を出すか
を判断する場になり、社長や役員といった経営者
が行うのが一般的で、最終面接は採用についての
意思確認の場と思う方も多いかと思いますが、最終
面接で落ちることも当然あるかと思います。
ここまで来て落とされないよう、どのような点に注意
し、臨めば対策を考えてみましょう。
最終面接最大のポイントは、経営者が対話を通じて
得た情報を元に 「応募者を採用するに足る人材か」
という判断を下すと思います。新入社員を1人採用
すると、給与やボーナスの他に保険料や退職金の
積み立て、パソコンなどの業務用機器などの費用を
企業が全て負担することになります。
また次回おたのしみに 峰不二子