また、朝食を食べないことが、便秘の原因
になっていることも少なくないそうです。便秘を
解消するために、朝食を食べて、食後にトイレ
に行く習慣をつけると良いようです。
1-4、学力や体力にも関係している
朝食を食べる習慣のある人は、食べない人に
比べて体力と学力が高いという研究結果が出て
いるそうです。朝食を食べると、脳のエネルギー
源であるブドウ糖をチャージでき、勉強に集中し
やすくなるためのようです。
また、朝食を食べると朝から活動的に体を動か
せるため、体力強化にも良い影響をもたらすそう
ですね。
2、朝食の際に摂ると良い栄養素
では、朝食はどのような栄養素を意識して摂れば
良いと思いますか。具体的に見ていきましょう。
2-1、脳のエネルギー源 「炭水化物」
炭水化物はエネルギーのもとになり、炭水化物
が多く含まれているのは、ごはん・パン・麵など
だそうです。
ご飯ならおにぎり1~2個、パンなら食パン1~2枚
程度を目安に食べるのが良いかと思います。
2-2、体温を上げるための 「タンパク質」
タンパク質は、体温を上げる働きがある栄養素の
ようです。肉・魚・卵・乳製品・大豆製品に含まれて
いるかと思います。
納豆なら1パック、目玉焼きなら1個分、豆腐なら
半丁くらいが目安量だそうです。
2-3、体の調子を整える 「ビタミン・ミネラル」
ビタミン・ミネラルには、体の調子を整える働きが
あり、ビタミンやミネラルが多く含まれているの
は、野菜や果物です。
野菜は中皿一皿分くらい、果物はりんごなら1個
分、みかんなら2個分を目安に食べると良いとの
事です。
忙しい朝は、 「ご飯と汁物だけ」 「パンとコーヒー
だけ」 という方も多いかもしれませんが、これでは
朝食として不十分のようです。
炭水化物だけでは栄養のバランスが悪く、血糖値
を上げて太りやすくなってしまい、ごはんやパンに
加えて野菜たっぷりの卵スープを食べる、野菜や
チーズなどを挟んだサンドウィッチにする、具だく
さんにした麺類にするといったように、栄養の
バランスを意識して食材を足すと良いかと思い
ます。
ストレス社会に負けないためにも朝食を食べ
ましょう。
朝食を食べることは、心身の健康のみなら
ず、学力や体力にも良い影響があることが
分かっているそうです。
ストレス社会を生きる現代人は、大人だけでなく
子どももストレスを抱えて、心の病気を発症する
ケースもあり、ストレスに強い自分をつくるため
に、朝食を食べる習慣をつくりましょう。
朝食を食べる習慣のある人はイラつきが少な
く、 「家族や友人と一緒にいて楽しい」 といっ
た前向きな心が育まれる傾向があるそうです。
しっかりと朝食を食べる習慣をつくり、心身ともに
イキイキと過ごせると良いですね。
また次回おたのしみに 峰不二子