3-2、ビジネス文章は 「起承結」 をベースに
「5W1H」 を盛り込む
ビジネスにおける文章では、論文と同様にドラマ
ティックな展開は必要ないので、「転」 は省くそう
で、 「起・承・結」 を軸に5W1Hを意識して伝え
ると、より分かりやすい文章になり、相手に好印
象を与えられるようです。
▼5W1Hとは
5つの要素で情報を整理することで内容を伝わり
やすくする構成方法の一つです。
●When:いつ
●Where:どこで
●Who:だれが
●What:なにを
●Why:なぜ
●How:どのように
5W1Hはコミュニケーションに役立つ構成方法
のようですが、企画書やプレゼンテーション資料
の作成などにも有効だそうです。
具体的に、プレゼンテーションに起承転結を使う際
は、以下のような構成にすると良いようですね。
● 「起」 : テーマと結論を示し、内容を説明する
● 「承」 : テーマを深く掘り下げたり、課題につ
いて詳しく述べる
● 「転」 : 相手の不安や疑問を解消するような
提案をする
● 「結」 : 「最初に述べた結論をもう一度伝える
4、ビジネスシーンに役立つ 「起承転結」 以外の
構成方法
起承転結以外に、話や文章を分かりやすく伝える
構成方法(フレームワーク) があるので、ビジネス
シーンでも活用できるPREF法、5W2Hという2つ
のフレームワークをみてみましょう。
4-1、「結」 から書く「PREF法」
結論、結果から書くフレームワークの代表格が
「PREF法」 で、ビジネスシーンでは、上司や
取引先などに報告する場面が多くあり、報告
は、結論がすぐに分かることが重要なため、
「結」 から書くことが有効だと思います。
具体的に、PREF法は以下の内容で構成されて
いるのだそうです。
●Point:結論を述べる
●Reason:その理由を述べる
●Example:具体例、データなどを示す
●Point:もう一度、結論を述べる
5、まとめ
起承転結は、物語・作文・プレゼンテーションな
ど、話の展開がある文章を構成する際に、有効
であることを勉強しましたね。
一方、ビジネスシーンにおいては、起承転結を使
うかどうかはシチュエーションごとに異なるため、
状況に応じて判断するそうです。
起承転結のメリット・デメリットを理解し、ビジネス
シーンにおけるコミュニケーションに活用できると
良いですね。
サーティファイが提供するコミュニケーション検定を
取得すると、資格としてコミュニケーション能力を
アピールできるかと思います。
就職・転職活動で重宝するだけでなくコミュニケー
ションのいずれに関して問題を抱えている方にも
学習をおすすめできる資格のようです。
コミュニケーションスキルを身に付けキャリアアップを
目指したい方はコミュニケーション検定がおすすめの
ようなので、こ興味がございましたら、ぜひ検討してみ
ると良いかと思います。
また次回お楽しみに 峰不二子