コラム    中華料理のマナー

  |前菜は冷たい料理が先


前菜は野菜料理や焼豚、棒棒鶏など、霊性冷製の料理が数種類の盛り合わせで提供されるのが一般的

で、温かいものがつくこともあるそうですが、その場合、冷たい料理を食べてから温かい料理に移るよう

です。


|豪華なスープを楽しむ

熱いスプが大きな皿に入って運ばれて来るようです。フカヒレやアワビなど、高級食材を使ったものが多い

ことのようです。



|主菜は味の薄いものから

魚料理や肉料理などの主菜を楽しむそうです。フランス料理とは違い、複数の料理が大皿で提供される

こともあるようです。その場合、味の薄いものから食べていくと良いそうです。


|主菜は大皿で運ばれてくることも

ご飯ものや麺類をいただきます。ご飯ものはチャーハンや白ご飯、麺類は焼きそばやラーメンなどさまざま

で、汁物のラーメン以外は大皿で来ることがあるかと思います。



|点心は食事のしめくくり

最後の料理となる点心は、ごま団子や杏仁豆腐などの甘いものもあることのようですが、シュウマイなどの

おかずのようなものもあり、好みで選べるそうです。


|お茶は好きなタイミングで

お茶は食事中、回転テーブルに大きなポットで出され、好きなタイミングで茶杯につぎ、飲んでよいと

思います。お茶に限り、両隣の人についでもかまわないそうで、中国料理のお茶は、同じ茶葉に何度も

お湯を入れて飲むのが特徴のようです。お茶がなくなってまだ飲みたい時は、ポットのフタを外すか

裏返しておくとお店の人への合図になるそうです。





食べる際のこまごまとしたマナー


|所作の基本

「音を立てない」、「器は動かさない」が基本で、皿を持ち上げた方が上品とされる和食のマナー

と反対なので、注意するとよいです。茶杯、お箸、レンゲは持ち上げても良いと思います。


|取皿は替え、重ねる

大皿料理が基本となる中国料理は、ひとりひとりに取皿が配られ、味が混ざらないよう料理ごとに

取り替えて、使い終わったら重ねてまとめるとよいそうで、器を重ねてはいけない和食と違うポイント

のようです。


|レンゲの使い方をマスターしよう

中国料理の汁物に欠かせないレンゲ(散蓮華)。実はスプーンと持ち方が違うそうです。持ち手の

くぼみに人差し指を乗せ、親指と中指で挟むように持って使うのが本式だそうです。真横からでは

なく、斜めに口をつけるのだと思います。

汁物のス―プを飲む時はお箸を置いて右手にレンゲを持ち替えるとよいそうです。



|ラーメンはすすらない

意外と難しいのがラーメンの食べ方だと思います。日本ではそばやうどんをすすって食べる光景が

当たり前に見られると思いますが、中国料理ではすすらないのがマナーのようです。麵を食べる

時はお箸で麵をひと口分つまんで左手のレンゲに乗せてまとめるそうです。ラーメンは熱々で提供

されるため、一旦レンゲに取ることで適度に温度を下げる効果もあることのようです。

ご家庭ではかじって食べること多いようですが、春巻きはお箸でひと口台にしていただくそうです。

片手だけで皮をカットするのは難しいので、手を添えてもかまわないと思います。


|北京ダックを上手に食べるコツ

北京料理の中で有名なのが北京ダックだと思います。中華街などの屋台で買えるフィンガー

フードとしても大人気のようですが、高級な中国料理でもやはり華やかな主菜として登場する

ことのようです。


北京ダックはパリパリに焼き上げられた皮を切り取って、小麦粉の生地を薄く伸ば

して焼いた薄餅で包んで食べるそうで、皮はお店の人が切り取ってくれる場合と、自分で

切り取る場合があり、ひと切れ目は主賓に譲るそうです。


薄餅を手に取り、甜面醤ベースのタレを塗り広げ、そして北京ダックの皮や揚げワンタン、

細切りきゅうりやネギなどを乗せるそうで、下の方に余裕を持たせて、縦長の長方形に

仕上げることをイメージして置くのが良いそうです。乗せ過ぎには注意が必要だと思います。


具材を乗せたら下の端を上に折り上げて、左右の生地をきっちり巻き付け、こうすると中身を

こぼさず食べられることのようです。


北京ダックの肉の部分は、一緒に薄餅と巻くこともあれば、あとで炒め物やスープなど別の

料理として提供されることもあるため、お店により様々のようです。


|小籠包はレンゲに乗せて

蒸籠で出される小籠包は皮が柔らかいため、お箸で直接取皿に取ろうとすると破れて中に

詰まった熱々のスープがこぼれてしまい、蒸籠からお箸でそっと持ち上げて、まずはレンゲ

に乗せ、次にお箸でそっと皮を破って、出てきたスープを飲むそうで、生姜入りの酢醤油など

をつけて小籠包を食べるのだと思います。


|料理によっては指を使ってOK

有頭海老や骨付き肉などを使った料理は指を使って食べて構わないので、こうした料理には

フィンガーボウルがついてくると思うので、間違って飲んでしまわないように気をつけると

よいそうです。中身は水のほか、油分を落としやすいとされている烏龍茶などが入ってい

るそうです。フィンガーボウルで指を洗ったあとはナプキンで水気をふき取るとよいと思い

ます。 

   またじかいおたのしみに   峰不二子


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