秋冬の髪の悩みにさようなら!今日から簡単ケアでサラサラに
髪の乾燥や抜け毛は、秋冬の髪を襲う代表的なトラブルのようです。思うようにヘアスタイルが決まらないと
悩む女性も多いと思いますが、うねりや枝毛は髪が傷んでいる証拠のようです。新型コロナウイルスの影響で美
容院に行くのをためらっていると髪は思わぬダメージに見舞われていることがあると思いますので
見てみましょう。
|毛先はパサパサなのに頭皮はベタベタ
ー秋になって髪のダメージが気になる
毛髪や頭皮は夏に浴びた紫外線で大ダメージを受けていると思います。そればかりか、海水やプールの塩
素など、レジャーによる影響も出てくる時期ですね。夏は暑いからと、ドライヤーを使わない人も多くいる
と思います。ぬれたままの髪はトラブルを引き起こしやすいため、夏の間に受けたダメージを秋に
引きずっている可能性があると思います。
ーパサつきを抑えるには、どのようなケアが必要?
洗浄力の高いシャンプーを使うと、毛髪内部の成分まで洗い流してしまい、髪が傷みやすくなる
ようです。一度、シャンプーボトルの成分表示を確認してみるとよいでしょう。
成分量の多い順に表示されています。
「水」の次に、「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」などの高級アルコール系界面活性剤が
表示されている場合にはシャンプーの洗浄力が強いので、髪のパサつきや頭皮の乾燥が
気になる方はアミノ酸系の界面活性剤を使用しているシャンプーがおすすめのようです。
髪を乾かす前に専用のオイルで保湿をすると、ドライヤーの熱から髪が守られて
潤いも保てるそうです。
ー毛先はパサパサなのに、髪の根元は油っぽくてベタベタです。
根元がべたつく人は、ドライヤーで乾かすときに、頭皮までしっかり乾かしているでしょうか。
短時間でぱぱっと済ませていませんか。頭皮も優しくこするように、髪の根元まできちんと乾
かすように心がけるとよいようです。
ー頭皮のかゆみもあります。
乾燥した空気やエアコンの風は、外部の刺激から頭皮を守るバリア機能が乱れる原因となる
ため、冷え込みが厳しくなるにつれて、ついシャワーの温度を高くすると思いますが、髪を洗い
流す温度が高いと油分を過剰に落としてしまい、頭皮の乾燥やかゆみにつながってしまう
そうです。急いでシャワーを済ませようとするために、シャンプーやトリートメントのすすぎが
不十分になり、流し残りがかゆみの原因となることもあると思います。
ー抜け毛が増えてしまい、髪に元気がありません。
夏の紫外線や冷房などによるダメージや体調不良が原因になり、秋になると、髪が抜けや
すくなるといわれていると思いますが、健康な頭皮の状態でも、髪は一日50本から100本
ほど抜けるため、あまり神経質にならなくてよいそうです。
日々のケアとして、頭皮のマッサージでコリをほぐして血行をよくしておくと、健康的な髪が
生えやすくなると思います。細毛や薄毛が気になるのであれば、育毛系の頭皮トリートメント
や頭皮の美容液もおすすめだと思います。
|髪を乾かすときの3つのルール
ー髪を乾かすとき、傷めないケアの方法を教えてください。
〈1〉すぐに乾かす
まずタオルドライをするとよいそうです。その時に、こすらずタオルを髪に押し当てて水分を
ふき取ると良いと思います。
髪は、濡れている状態だとキューティクルがはがれやすくなっているため、できるだけ
ぬれている時間を短くするのには、自然乾燥を待つのではなく、すぐに乾かすことが
大切だと思います。ドライヤーの熱から髪を守るために、オイルをつけると効果的
のようです。
〈2〉仕上げは冷やす
髪の毛は温かい状態で形状を変える性質があるので、乾かし終わりに髪にテンションを
加えてハンドブローしてから冷風を当てるとよいそうです。キューティクルが引き締まって
絡みにくく、クセもつきにくくなると思います。髪に熱が残ったまま寝てしまうと、寝具との
接触で寝癖がつきやすくなってしまうようです。
〈3〉優しくブラッシング
ブラッシングが強すぎると、静電気を発生させやすくなり、髪のトラブルを招いてしまう
ようです。
|プロのはさみで定期的にカット
冬の乾燥した空気は静電気を帯びやすくなるので、枝毛ができている場合は、分かれた
毛先に静電気がたまってしまい、さらに枝毛を広げてしまう原因となるそうです。
残念ながら、一度、枝毛になった毛は元に戻ることはないようです。
新型コロナウイルスの影響で美容院に行くのをためらい、自分で髪を切るという人も
いると思いますが、きちんと研がれていないはさみで髪をカットしていると、切った
断面から枝毛になってしまうこともあり、髪を伸ばしているときでも、定期的に
プロのはさみで毛先をカットすることで、きれいな髪を伸ばすことができるそうです。
寝起きの髪は、枕などの摩擦で乾燥が目立つためパサついた髪はスタイルのキープ
力が落ちているので、一度ブローローションで水分を与えて軽く乾かし、ヘアアイロンや
コテを使用することで、潤ったスタイルが長持ちすると思います。
また次回おたのしみに 峰不二子