美容コラム-キレイな素肌になるためのヒント-
【コラム】いよいよ冬目前!季節の変わり目に
気を付けるアンチエイジングスキンケア
ふんわりと優しく香る金木犀や紅葉など、秋の足音ももうすぐそこまできています。朝起きた時の肌も
きっと、少しずつ乾燥を感じはじめている頃だと思います。極寒の季節はもちろん、季節の変わり目も保湿ケア
はしっかり心がけたいところですね。体調のみならず、肌もバランスを崩さないようにするための
ケア方法を、見てみましょう。
季節の変わり目も要注意!乾燥サインを見逃さないで
肌と寒暖差の関係とは?
肌の正常な機能やターンオーバー、そして潤いを保つ役割をカスパーゼ14と呼ばれる
タンパク質が、気温の低下によって減少することから肌トラブルが起きやすくなるといわれて
ていると思います。さらに、空気も湿度も下がり、乾燥が始まってきている季節なので、よりその影響を
受けやすくなってしまうそうです。また近年では秋でも花粉が飛散しはじめているために、バリア機能
が弱まった肌にそれらが触れてしまうとアレルギー反応を起こしてしまうこともあるようです。寒暖差は
体のみならず、肌にも影響を与えることを心得て、丁寧にケアしていくとよいようです。
これって乾燥のサイン!?正しい見極め方
すでにこの時季から冬と同じようなアイテムで保湿ケアはスタートしておきたいところですね。
そしてもし、乾燥のサインが目に見えてきたら乾燥がスタートしている可能性があるので、
早速チェックしてみましょう。
[チェック1]小鼻の肌が荒れる
小鼻をはじめ、肌のめくれやシワの悪化が見られたら乾燥を疑えるようです。特に粉がふいてし
まっていたらかなり進んでしまっている可能性もあると思います。
[チェック2]メイクアップのノリが悪い
いつものファンデーションがうまくなじまずに、なめらかな仕上がりにならない、あるいは
朝の洗顔後も肌チェックをするには重要なタイミングのようです。もし洗顔後に肌のつっぱり
が気になったら外気が乾燥しているかもしれませんね。その後の朝のスキンケアは夏のとき
よりも、しっかりめに行うとよいようです。
[チェック3]急に肌荒れする
いつもと違った肌状態の場合は、まず考えられるのが肌と水分と油分のバランスが崩れている
ということのようです。この時期の場合はやはり乾燥がはじまっていることもあるので、まず保湿
を心がけるとよいようです。
[チェック4]秋なのに毛穴が詰まる
一見関係ないように見える毛穴の詰まりですが、季節の境目にいきなり毛穴が詰まるようになった
場合、肌のターンオーバーがスムーズに行われていないことがあると思います。
季節の変わり目に投入すべきスキンケアとは
乾燥の季節に慌ててスペシャルケアを投入することはもちろん良いことのようですが、肌は
敏感な状態に傾いていると思います。例えるならば、風邪気味で疲れているところに豪華な
ディナーを食べるようなもののようです。肌がアンバランスな時期はいつも使用している
美容液やクリームなどを、乾燥しやすいパーツに重ねづけするか、ジェルなどのテクスチャー
の優れたアイテムでいつも通りのスキンケアをし、さらに少量を手にとってマッサージするのが
おすすめのようです。
顔のたるみ、むくみなどに効果的とされているマッサージですが、同様に血流を促し、ターン
オーバー促進させ、肌が温まることによって血色をよくし、または各層に美容成分を浸透させ
やすくなったりするようです。いつものアイテムを変えなくとも、使い方やなじませ方を変える
だけでスキンケアは正しく機能してくれると思います。
この時期も温めることはとても大切!
寒暖差が激しいこの時期は、体を冷やさないことがとても大切だと思います。真冬とは違って
本格的に暖房機器を使っていない、もしくは部屋着も冬仕様でない場合もあるので体や肌が
気づかないうちに冷えてしまっていることがあるようです。カスパーゼ14は気温の低下によって
減少する成分。日中は首元・手元・足元をしっかりと温めて、夜はバスソルトを入れた湯船に
浸かるとよいと思います。
お風呂でのんびり心身の疲れを癒しましょう
体や肌を温める温活はもちろん美容効果、さらには疲労回復にも優れているお風呂は
最高の美容スポットのようです。効能に合わせたマグネシウムやミネラルを含んだ
入浴や岩塩などを入れたら深呼吸を繰り返しリラックスできますね。
アロマの香りに身を委ねても良いですし、頭を空っぽにして瞑想を行うのも良いと思います。
入浴後は副交感神経も優位になるため、お風呂後は1時間以内にベッドに入ると良いようです。
体の深部体温と皮膚温度の差が小さくなるほどに眠気は高まるので、入眠がスムーズに
なるようです。全身を温めながら寒暖差を上手に乗り越えて、健やかな肌で
冬を迎えられるとよいですね。
また次回おたのしみに! 峰不二子