深い眠りにつく方法を伝授!睡眠が浅くなる原因と睡眠
の質を高める方法とは
「眠りが浅いため、夜中に何度も起きてしまう」 「少しの物音で目が覚めてしまう」 「眠ったのに翌日も
疲れが残っている」など、睡眠に関する悩みを抱えている方は多いと思います。睡眠の質が悪いと体調に
影響してしまうので、できるだけ、快眠が望める環境を整えることが大切ですね。
そこで今回は、睡眠不足に悩む方へ向け、眠りが浅くなる原因や良い睡眠を
とる方法などについて考えてみましょう。
睡眠不足や睡眠が浅くなる原因
睡眠の質が低下する原因は人によってさまざまで、おもな原因の一つに「生活リズムの乱れ」が
あげられるようです。
人は睡眠中に「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の周期を4~5回繰り返しているようです。
基本的に、レム睡眠時は身体は休んでいますが、脳は活動を続けていて、
ノンレム睡眠時は身体も脳も熟睡しているそうです。眠っているときに夢を見たり、逆に夢を
見ずに深く眠ったりするのは、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しているため
のようです。
レム睡眠とノンレム睡眠の周期は90分ずつ交代で入れ替わるようですが、眠り始めて
からの3時間はノンレム睡眠の状態になり、必要な睡眠を確保すると言われて
いていると思います。そのため、朝になるにつれて徐々にレム睡眠の時間が長く
なり、すっきりと目覚められるようにサイクルができているそうです。
しかし、ノンレム睡眠への移行ができずに、レム睡眠の状態が長く続いてしまう
と眠りが浅くなり、睡眠の質は低下してしまうようです。睡眠の時間を十分にとっ
ている方でも睡眠リズムが乱れてしまうと「熟睡できない」 「寝てい
るのに疲れがとれない」などの症状に悩まされることになると思います。
睡眠リズムが崩れる原因には体内時計の乱れや冷え、心理的不安や環境の
変化などによるストレス、カフェインやアルコールの摂りすぎ、寝具や調光、
騒音などの睡眠環境の不具合があげられるようです。
深い眠りにつくための方法
スムーズな入眠を促すには、 「深部体温」 と 「放散熱」 に注目すると
よいそうです。
深部体温は“身体の内部の温度”で、熱放散は“皮膚表面から熱を逃がす
身体の仕組み”のようです。
睡眠と体温は深く関係していて、深部体温が下がることで脳と身体は
休息モードに入り、そもそも深部体温は入眠時に自然に下がろうと
するようですが、より早く深部体温が下がれば入眠しやすくなり、また
眠りも深くなりやすいと言われているようです。
深部体温を下げるには、熱放散を促すのが効果的のようです。
熱を逃がすのに効果的な部位は手足で、とくに赤ちゃんは眠くなると
手足が温かくなると思いますが、手足から熱を逃がし、深部体温を下げて
いるから、温かくなることのようです。それとは逆に、冷え性の方が不眠に
なりやすいのは手足から熱が逃げにくく、深部体温が下がりづらいから
と言えるようです。
“急速に深部体温が下がれば”深い眠りに落ちやすくなると思います。
寝る前に深部体温を“ちょっと”上げることで熱放射がスムーズになり、
寝つきにも良い影響を与えることが可能のようです。
眠れない原因とは?
眠れない原因にはさまざまなものがあります。
心理的なストレスは睡眠に大きく影響し、心配事や悩み事があると、考え
こんでしまいなかなか眠れないものですね。また、楽しみなイベントの前日に
なかなか寝つけず寝坊してしまったなんてことはあると思います。実は
これも心にストレスかかった影響で、眠れないことに悩み、「早く寝な
きゃ・・・」と思うと、それがストレスとなりますます眠れないという悪循環に
陥ってしまうようです。
また次回おたのしみに 峰不二子