失敗しない話まとめの原則
・主張をまとめよう
自己主張に欠かせない断り上手の方法について練習してきました。断り方のポイ
ントとしては、ストレート過ぎない言い方で、「今回は・・・」といったことばや、お詫びの言
葉を加えることを練習をしました。他人からのお誘いなど断るのが苦手な方は参考にしてみて
くださいね。
今回は上手な自己主張法として、自分の意見を上手にまとめるということをテーマに解説
をしていきたいと思います。
スピーチやプレゼンテーションでうまく話をまとめたいと思う人は、ぜひ参考にしてみて
くださいね!
・まとめベタは仕事で大損する
みなさん「話をまとめること」は得意ですか?自己主張のスキル身につけ
るにあたって、自分の意見がまとまっていることは大事です。例えば意見がまとまって
いないと、会議室で意見が言えなくて失敗してしまう・・・といったことがあります。せっかく
いいアイディアを持っていたとしても、発表の場面で意見がまとまっていないと無駄にな
ってしまいます。
その結果、人事評価でマイナスになり、査定が下がることも、社会では現実問題よくある
ことです。まとめる力がないと周りからの評価が下がり、悪循環で自分に自信が持てず
コミュニケーションの積極的になれないこともありますね。
何か話さなくてはいけない場面ではある程度話す内容をまとめておいて、準備
しておく必要があるということです。
・カンペ丸暗記は必ず失敗する!!
スピーチなどでありがちなのが、文章にまとめてそれを丸暗記して話すといったことがあ
ります。一見、カンペがあるとそれを頼りに安心して話せると思うかもしれませんね。しか
し、カンペを丸暗記して話すと1度つっかえたときに修正がしにくく、応用が利きにくいと
いうデメリットがあります。
さらに、「あっ、間違えた」と心理的に動揺して頭がまっしろ。。。なんてことがよくあ
ります。結婚式のスピーチや、プレゼンでの発表などでカンペを丸暗記していくというの
は避けた方がよいでしょう。
・まとめ上手は3×3の原則を守る
ではどういったことがポイントになってくるのでしょうか?自分の意見をまとめるときの
コツとして、3×3の原則という手法があります。
新商品の企画会議の時に話す内容を「ターゲット 期限 販売方法」などのよう
に大枠のキーワードを3つ並べておきます。さらにそのキーワードにまつわる内容を3つ
加えていきます。
例えば「ターゲット」に関することであれば、‘‘女性”、‘‘若い”、‘‘新規”などの内容を加え
ていきます。あとはそのキーワードごとに詳細をはなしていくといったやり方です。
3つのキーワードからさらに3つの内容を絞り出すことで、話の内容に深みが出てきま
す。もし、話しの内容が飛んでしまったとしても、キーワードさえ覚えておけば話を戻す
ことができます。
・脳の容量は3×3が収まりがいい
キーワードにまとめるメリットとしては、情報が整理しやすい点があげられるようで
す。ポイントが絞れるため、頭の中で整理しやすく相手にも理解されやすくなります。な
ぜなら、3×3というのは頭に入りやすく引き出しやすいからです。
内容自体も深まっていきやすいので、会話がより膨らみやすくなります。何か話
さなくてはいけない場面に立たされた時には3×3の方法でまとめて、それをもとに話して
みるとよいでしょう。 峰不二子