理解力が本音と建て前を見抜く第一歩
・実践的な理解力を身につける方法
・話題を要約してみよう!
相手の本音と建て前を見抜く方法として、非言語や場の空気から解決を練習しました。
今回は「会話」にアプローチする方法です。
相手の気持ちを把握するには、話の意図を正しく理解することが必要のようです。思い込みや理解
不足では、正確に捉えることができないと思います。理解力をつけるためにはどうしたらよい
でしょう?
手軽な方法は、相手の話から自分が捉えた内容を簡潔に要約して相手に返してみることで
す。「相手がどんなことを意図していたのか」 「相手はどんな気持ちだったのだろうか」
といったことが考えやすくなり、本音と建て前を見抜きやすくなると思います。
・要約のポイント!
①おおざっぱに捉える
話が理解できなくなることに、話の大枠が捉えられていないことがあげられます。
特に長い話になると、話の本題とは脱線したりして、この大枠が捉えにくくなってしまい、
「この人は結局何を言いたいのだろう?」と、話が理解できなくなってしまいます。それを、
「~(誰)が~(どこで)~(何をした)話」といったように、大雑把にまとめてみるとよいと思います。
②感情に焦点をあてる
話の内容にどのような感情が含まれているか?怒っているのか、喜んでいるのか、不安に
思っているのか、それとも感情的ではなく事実をただ述べているだけなのか・・・等々。どんな
感情が含まれる話なのかを考えてみるとよいです。相手の感情を捉えることで、冗談なのか、
深刻な話なのかなど、話の質も理解しやすくなるようです。
③自分の考えを付け加える
相手の話内容や感情・態度から、自分なりに考えを付け加えるとよいです。話を要約するだけで
なく、それに対して自分はどう思ったか?どう考えたかを整理していく事も、相手の話を
理解し、気持ちを読み取る上で必要のようです。
・本音と建て前を見分ける第一歩は話の理解
相手の話を理解することは、本音と建て前など相手の気持ちを知る第一歩となるようです。
友達との雑談や、ちょっとしたおしゃべりの時でもいいようです。
話の大枠を捉え、感情を理解し、自分の考えを付け加えていくことを
実践してみるとよいです。理解力がついて相手の気持ちをより理
解できるようになると思います。 峰不二子