朝食は「1日で最も重要な食事」 朝8時30分までに食べると糖尿病リ
スクは低下 朝食を改善する4つの方法
忙しい毎日を過ごしている現代人のなかに、朝食を食べずに済ませたり、遅い時間に食べるという
人も少なくないと思います。
しかしこれは、「一日でもっとも重要な食事」をないがしろにすることになるため、肥満や2型糖尿
病、心臓病の発症リスクの増加につながってしまうと思います。
朝食は1日の中でとくに大切な食事だそうです。
朝食には1日のはじまりを知らせる目覚
まし時計のような役割が
誰もが忙しい朝の時間だと思います。朝食を簡単に済ませている人が多いようですが、実は朝食に
はとても大切な意味があるそうです。朝食には体にとって1日のはじまりを知らせる目覚まし時計
のような役割があるのだと思います。
朝・昼・夕の3食を食べることに気を付けているという人が多いようですが、朝の出勤前に時間を
十分にとれないことが多いため、朝食を簡単に済ませたり、スキップしてしまう人が多いと思います。
実際に日本でも、朝食を欠食する人は男性の14,3%で、女性の10,2%に上るという調査結果がある
ことのようです。とくに男性の40代が28,5%、女性の30代が22,4%、それぞれ朝食を欠食
していることのようです。
「1日3食をしっかりとり、それぞれバランスの良い食事」というのが理想的のようですが、続けて
いくのはなかなか難しいと思います。できることからはじめていくのが重要のようです。
朝食を抜くと健康を損ないやすい
「朝食は、その日の最初の食事であるというだけではなく、特に重要な食事とみることのよう
です。朝食を抜くことの多い人は、全般に生活スタイルが不健康であることも多い」のだと
思います。
朝食を抜くことで健康を損ないやすいのが、成人を対象としたことで確かめられているの
だと思います。
朝食をスキップすると心臓病による死亡リスクが上昇することのようです。
朝食を毎日食べることが重要だそうです。
40~75歳の6,550人の男女の食事摂取状況を解析したそうで、朝食を「全く食べない」
人が5,1%、「ほとんど食べない」人が10.9%、「毎日食べている」人が59%だったそう
です。
その結果、心血管疾患によるリスクは、朝食を食べない人では毎日食べている人に
比べ87%上昇したそうで、朝食をスキップすることは、食欲の不安定化、満腹感の
低下、血圧の上昇、および脂質値の上昇と関連していたそうです。
朝食をしっかり食べると糖尿病や脂質異常症のリスクが低下
朝食をしっかり食べることで、体重コントロールに有利なだけではなく、病気による
リスクも少なくなるそうです。
朝食を抜き、その日の最初の食事が昼食、夕食を食べる時刻も遅いーーこうした
生活スタイルは覚醒と睡眠のサイクルを狂わせるおそれがあるのだと思います。
食事スタイルが夜型になるのは、考えらている以上に危険なことだと思います。
朝食を抜くことは、睡眠・起床・食事という体の24時間周期の自然なリズムを乱
し、体重増加をまねき、脂質の代謝にも悪影響を及ぼすようです。
(1)食事時間が早め(午前8時から午後7時までに3回の食事と2回の軽食を
とる)と、(2)食事時間が遅め(昼の12時から午後11時までに3回の食事と
2回の軽食をとる)の2つの条件を設け、参加者に(1)か(2)のどちらかの食
事法を8周続け、2週間のウォッシュアウト期間を挟んで、食事法を交換してまた
8週間続けたそうです。
食事の時間が遅いと体重が増加しやすく、インスリン、空腹時血糖、コレス
テロール、中性脂肪などの値が上昇することが分かったそうで、夜遅くに
食事をすると食欲が亢進しやすく、睡眠時間が短くなりやすいそうです。
また次回おたのしみに 峰不二子