コラム  【熱中症は予防が大事】

  自力で水分補給を促す


冷たい飲み物は胃の表面から体の熱を奪うと

同時に、水分補給もでき、応答が明瞭で、意識が

はっきりしているなら、冷たい飲み物を持たせて、

自分で飲んでもらうとよいようです。

大量の発汗があった場合は、汗で失われた塩分

も適切に補える経口補水液やスポーツドリンク

などが最適のようです。


「呼びかけや刺激に対する反応がおかしい」 、

「反応がない(意識障害がある)」 ときには、

誤って水分が気道に流れ込む可能性があり、

これらの場合には、口から水分を飲んでもらう

のは禁物で、すぐに病院での点滴が必要だ

そうです。



意識障害が見られる場合はすぐに病院に

搬送する


自力での水分摂取ができない場合や、意識障害

が見られる場合は、症状が重くなっていると考え

られ、救急車を呼ぶなど、すぐに病院搬送する

手段をとるのが良いそうですね。

ペットボトルの飲料のフタを自力で開けられるか

どうかも、判断材料のひとつになり、自力で

フタが開けられない場合、すぐに病院に搬送

しましょう。



こどもを車内に残さないでください!


こどもは、体に熱がこもりやすく、体温調節機能

が未発達で、そのため、社内に取り残されたこど

もが熱中症にかかるケースが発生し、たとえ数分

でも、車内にこどもを残すようなことは、絶対的に

しないでください。



過ごしやすい時期でも危険


比較的過ごしやすい時期でも、車内にこどもを残す

ことは、大変危険です。日本自動車連盟(JAF)の

テストによると、最高気温が27度程度の比較的過ご

しやすい気候でも、日が射すと車内温度は約48度、

ダッシュボードは約65度を超える高温となるのだそう

です。


エアコンで適温にしてもエンジンを切ると車内は

50度以上に


エアコンを使用して車内温度を適温(25度程度)に

しても、その後にエンジンを停止し、締め切った状態

で約1時間放置した車内は、50度以上の高温に達す

ることがわかったようで、これは、元々エアコンを使用

していなかった車両と同じ温度となり大変危険なの

だそうです。



ペットの熱中症にもご注意ください!


犬や猫などのペットも、熱中症になります。全身が毛

におおわれている犬や猫は、体温調節のための汗腺

が足の裏などにしかなく、暑さが苦手です。症状が重い

場合は死に至ることもあるそうです。飼い主はペットが

熱中症にならないよう、次のことに注意するのが良い

様です。



外出、散歩のときは


気温の高い時間を避け、短時間にしたりするなど工夫し、

夕方になって涼しく感じても、道路の表面温度が下がって

おらず、地面と近くを歩くペットは高温にさらされることが

あり、路面の温度にも十分気を配り、散歩に出かけ

ましょう。また、外出先でもこまめに水を飲ませるよう

心がけましょう。

温度が急上昇する車内に、短時間でも絶対に放置しな

いようにしましょう。




室内では


冷房を入れたり、風通しを良くしたりして、室内が暑く

なりすぎないようにし、また、ペットがいつでも自由に

水を飲んだり、涼しい場所を選んで室内を移動したり

できるようにすると良いですね。



まとめ


熱中症は命にかかわる病状ですが、予防法を知って

いれば防ぐことができ、熱中症警戒アラートを活用し、

熱中症の危険が極めて高くなると予想される日は、

できるだけ暑さを避け、水分・塩分の補給をしっかり

行うなどの対策をするのが良いそうで、熱中症が疑わ

れる人を見かけたら、状況を確かめ、早めに応急処置

をするようにしましょう。


また次回おたのしみに  峰不二子



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