コラム 【今年の祝日は】

 山の日(8月11日)


山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。

「山の日」 は、平成26年の祝日法改正により、

平成28年から設けられた最も新しい国民の

祝日です。

我が国の国土の大半は山であり、私たちは

多くの山の恩恵を受けて生活していますね。

大自然の根本のたる山と向き合い、その恩恵

に感謝し、山との共存、共生を図ることは

極めて有意義なことのようです。

このような観点から、山に親しむ機会を得て、

山の恩恵に感謝することを目的に、 「山の日」

は祝日とされ、また、多くの国民がお盆休み、

夏休みでもあるこの期間、大人も子供も、

こぞって山に親しみ、山を考える日となるもの

と考えられたそうです。


敬老の日 (9月の第3月曜日)

多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、

長寿を祝う。

「敬老の日」 は昭和41年の祝日法改正により

設けられた国民の祝日です。

「敬老の日は」 、多年にわたり社会に尽くして

こられたお年寄りの方々に感謝するとともに、

老後の精神的な安定を願うため、祝日と

されたのだそうです。この日は平成14年以前は

9月15日とされていたようです。これは、

昭和26以来十数年にわたり、 「としよりの日」 と

して全国各地で関係行事が行われ、老人福祉法に

おいて 「老人の日」 とされるなど、この日が広く

国民の間に浸透していたからのようです。

「敬老の日」 は、平成13年の祝日法改正により、

平成15年から、9月の第3月曜日となったそう

ですね。


秋分の日 (秋分日)

祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。

「秋分の日」 は、昭和23年の祝日法の制定

当初から設けられている国民の祝日で、祝日法

の制定時に、春分の日と同様に、昼夜の長さが

等しい日であり、季節上の一つの区切りになる

という意味で、春分の日に対応するものとして

採用されたとされているそうです。


スポーツの日(10月の第2月曜日)

スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培う

とともに、健康で活力ある社会の実現を願う。

「スポーツの日」 は、昭和41年の祝日法改正

により、 「体育の日」 として設けられた国民の

祝日で、 「スポーツの日」 (旧 「体育の日」)

は、国民がスポーツに親しみ、その精神を通じ

て健康な心身を培い、明るく住みよい社会を建設

することを願い、祝日とされ、この日は当初 「体育

の日」 という名称で、10月10日とされていたそう

ですが、これは、昭和36年に制定された法律に

おいて10月の第一土曜日が 「スポーツの日」 と

されていたことを尊重して、あわせて昭和39年の

ある大会を記念し、その開会式の日

が選ばれたもののようです。

体育の日は、平成10年の祝日法改正によって、

平成10年の祝日法改正により、平成12年から、

10月の第2月曜日となり、平成30年の祝日法

改正によって、令和2年から、名称が 「スポーツ

の日」 に改められたようです。

趣旨について、 「スポーツに親しみ、健康な心身

をつちかう」 から 「スポーツを楽しみ、他者を尊重

する精神を培うとともに、健康で活力のある社会の

実現を願う」 とされたようですね。


文化の日 (11月3日)

自由と平和を愛し、文化をすすめる。

「文化の日」 は、昭和23年の祝日法制定当初

から設けられている国民の祝日で、祝日法の制定

前、11月3日は、明治天皇の誕生日であったこと

から祝日の 「明治節」 として休日とされていた

そうで、祝日法の制定に当たり、この日が、

昭和21年に日本国憲法が公布された日のようで、

憲法において、戦争放棄という重大な宣言をし、

国際的にも文化的な意義を持つ重要な日である

ことから、平和を図り、文化を進める意味で

「文化の日」 と名付けたと説明されている

ようですね。


勤労感謝の日(11月23日)

勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに

感謝しあう。

「勤労感謝の日」 は、昭和23年の祝日法の制定

当初から設けられている国民の祝日で、祝日法の

制定前、11月23日は、祭日の 「新嘗祭」 として

休日とされ、国民の生活の中、新穀に感謝する日

であったそうです。 「勤労感謝の日」 は、いにしえ

からの収穫感謝の風習を生かしつつ、新しく設け

られた感謝の日であると言えるのだと思います。

ある資料では、この 「感謝」 について、 「国民

が毎日生活を続けていられるのは、お互いが

お互いを助け合っているからである。従って、ここ

にいう感謝というのは、すべての人がすべての

生産とすべての働きとに感謝し合うのでなければ

ならない。この感謝の心もちは、今日のような世相

のけわしいときには最も必要なものであるが、世の

中が落ち着いたときにも常に大切なものである」

と説明されていることのようですね。


「振替休日」 とは?

とある法律の中で、いわゆる 「振替休日」 を次の

ように定めているようです。

「『国民の休日』 が日曜日に当たる時は、その

日後においてその日に最も近い 『国民の休日』

でない日を休日とする。」

この規定は、昭和48年の祝日法改正により設け

られ、国民の休日は、 「国民こぞって祝い。感謝し、

又は記念する日」 とされ、同時に休日とするとされて

いるようですが、祝日を休日としているのは、それぞ

れの祝日の意義を考え、平常の勤務を離れて、

それにふさわしい一日を過ごすことができるように

という趣旨と考えられているそうです。

「振替休日」 の規定は、祝日、日曜ともに、それ

ぞれ平常の勤務を離れた日として確保できるように

するためのもののようです。

「振替休日」 は、通常は翌日の月曜日に振り替え

られるそうですが、5月3日から5日までは祝日が

連続しているため、5月3日から6日のいずれかが

日曜日に当たるときは、この4日間が連続して休日

となるそうですね。


なお祝日が土曜日に当たる場合に、振替休日となる

わけではないそうです。


将来の春分の日・秋分の日は?


将来の「春分日」 と 「秋分日」 については、とある

場所において、地球の運行状況などが現在と変わら

ないと仮定して予想した将来の日付をとあるページ

に掲載しているそうなので、地球の運行状況は常に

変化しているようで、将来観測した結果が必ずしも

この計算の結果のとおりになるとは限らないそうなので、

あくまでも参考にしてみてはいかがでしょうか。

また次回おたのしみに  峰不二子


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