集団面接で入る順番が二番手以降の場合
次に集団面接で二番手に入室する際の流れを
見てみましょう。前の人からのドアノブの引き継
ぎで、引いて開けるタイプのドアか、押すタイプ
のドアかによって異なって来るそうで、前の人の
動きをしっかり見ながら対応することのようです。
前の人からドアノブを譲られたら、やはり穏やか
な表情で目礼し、それを引き継ぐようにするよう
です。
「目礼をしあう」 という動作が、お互いの人間的
な思いやりの表現になるのだと思いますので、
最初の人と同様に入室。 「失礼します」 と
あいさつし、面接官に一礼するそうです。
|最後にドアを閉めたら直立し深く一礼する
最後の人には 「ドアを閉める」 という動作が
加わり、ドアを静かに閉めたら、ドアの前に直立
し、深めに一礼しましょう。集団面接の場合は
ドアノブをリレーのように引き継いでいくところが、
流れの一番のポイントとなり、またマナーの良し
あしがはっきりわかる動作にもなるのだと思います。
集団面接では他の就活生が受け答えしている
時も注意が必要
集団面接では他の人が受け答えしている時も
気を緩めてはいけないそうで、面接官は傾聴
力、協調性、空気を読む力、も見ているから
だそうで、ボーっとしていたり、自分の回答を
考え過ぎて、人の話を聞いていないと低評価
に繋がってしまうかと思います。
人の話を聞く能力は社会人には欠かせない
スキルで、協調性を大事にする日本企業では
発言内容より、聞く姿勢や空気を読む力が大事
と言っても過言ではないそうで、聞く姿勢を見ら
れるのは集団面接の特徴なので、しっかり練習
しておけると良いと思います。
|耳を傾けうなずきやリアクションをする
少し口角を上げながら発言者の方に顔を向け、話
に合わせてうなずきを入れていくようで、また協調
性や空気を読む力をアピールするには、話し手の
テンションに合わせながらリアクションをする必要
があるそうです。話し手が笑えば、同じように笑い、
話し手が深刻になれば真面目な顔を作るそう
です。
皆が笑っているのに、一人だけしかめっ面をして
いたら、話しを聞いていなかったのかもとも思われ
る可能性があるそうですが、ここで気をつけて欲し
いのが、あまり大げさにリアクションをしないことだ
そうです。ワザとらしさはマイナス評価につながる
恐れがあり、面接中は楽しい雰囲気に包まれること
も多いですが、笑う時はあまり大きな声を出さずに
笑うそうで、面接中ということを念頭に置いて、控え
めなリアクションを心がけられると良いですね。
|逆質問の時は積極的に質問していく
集団面接に限らず、逆質問は自分はどれだけ企業
研究をしてきたか、をアピールする絶好の場で、黙っ
ているメリットは全くないそうで、積極的に質問して
いけると良いそうですが、ここでも周りへの気配り
が大事になるそうです。集団面接は質問時間が限
られているので、一人でも多く質問ができるよう、
自分の質問はあまり長過ぎず、分かりやすく簡潔
にまとめるようです。
また次回おたのしみに 峰不二子