コラム  紫外線が気になる季節

 例えば、このような過ごし方に心当りがあるか

と思います。


●家にいる時は肌の負担を減らすためスッピン

のまま

●短時間の外出や洗濯物を干すだけなら、

紫外線対策をしなくても大丈夫

●紫外線対策で毎日、朝一回、日焼け止めを

塗っているから完璧

●くもりや雨の日は紫外線止めクリームを塗ら

ない

 
実はこうした積み重ねが、シミやしわを作って

いるようです。


まず、紫外線は365日、曇りや雨の日も降り

注いでいるそうで、薄い雲であれば紫外線の

80%以上が通り抜けている可能性も考えら

れるそうですが、紫外線対策は季節を問わ

ず、毎日行う必須事項なのだそうです。

さらに紫外線は、日陰はもちろんのこと室内

にも届き、室内だからといってすっぴんの

ままでいると、紫外線のダメージを直接受ける

ことに繋がってしまうようです。

また、日焼け止めやUV対策の化粧品は、正し

く使わなければ意味がないようです。朝一回

塗っただけでは徐々に落ちてしまい、また塗り

方が薄ければ効果が低くなってしまいますし、

かといってやみくもに強い日焼け止めを毎日

使うことも、肌にダメージを与えるのだそう

です。



日焼け止めは賢く使おう!


効果的な紫外線対策をするために、日焼け止め

の正しい選び方や使い方について見てみま

しょう。

日焼け止めに必ず明記されている 「SPF」 と

「PA」 という表記。これは何を表しているかご

存知でしょうか。数値の高い方が安心…という

気持ちで選んでいる人も多いかと思います。

どちらも紫外線をカットする効果の強さを示して

いるようですが、対象になる紫外線の強さが異

なり、「SPF」 は皮膚の表面を赤く焼いたり、

メラニンの生成を促したりする 「UVB」 を

カットする効果の目安で、2~50のまでの数値

で表され、50を超える場合は50+という表記に

なるようです。この数値は日焼け止めを塗って

いない時に比べ、肌が赤くなる日焼けが起こる

までの時間を何倍にのばせるのか、を意味して

いるようです。

具体的に考えると、何も塗らずに日差しを浴び

たとき20分で肌が赤くなる人が、SPF15の

日焼け止めを塗っておくと、20分×15=300分

つまり、5時間ほど赤くなるまでの時間をのばす

ことができるのだそうです。
 

また、 「PA」 は肌老化のきっかけを作る 「UVA」

をカットする効果の目安で、 「+」 から「++++」 ま

での4段階で表されるようで、+の数値が多いほど

紫外線の影響から肌を守る効果が高くなることの

ようです。


ここで注意しておきたいのは、日焼け止めが表記

通りの効果を発揮するのは、適切に使ってこそ、

ということのようです。SPFやPAの数値は1平方

センチメートルの皮膚に、日焼け止め2mgを塗

った時に期待できる効果として表記されている

ようですが、この通りにたっぷり日焼け止めを使う

と白くなったり、ベタついたりしてしまい、実際に

使う量はかなり少ないという人がほとんどだ

そうです。そうなると日焼け止めの効果は適正に

得られずに、対策をしたつもりでも、実際は紫外

線の影響をモロに受けている…というケースが少

なくないそうです。


日焼け止め選びの基準は、普段使いであれば、

SPF20、PA++程度のもので十分のようです。

効果の高い日焼け止めはその分肌への負担も

大きくなるので、普段用、レジャー用など、用途

にあった日焼け止めを使い分けるのが良いそう

です。


加えて、日焼け止めは汗やハンカチの摩擦など

で少しずつ落ちいってしまい、正しい紫外線対策

として、日焼け止めはたっぷりと、また、こまめに

塗り直すことだそうですが、パウダー類には紫外

線を反射してはね返す働きもあるそうなので、

パウダーファンデーションの重ねづけも有効のよう

ですね。

車の窓も同じく、遮光カーテンをつけたり、UVカット

フィルムなどをつけておくと安心なのだそうです。


また、夏になると日傘や帽子を使う人が多くなり

ますが、紫外線の量がぐんと増える春先から、で

きれば一年中、日よけグッズは活用し、UVカット

効果が高く示されているものも増えている

ようです。選ぶときのポイントは 「色が濃くて

大きめ」 ということ。半袖で過ごす夏も、外で

は薄いシャツを羽織る、ストールを携帯しておく

など、工夫すると良いようです。

さらに注意したいアイテムはサングラスで、紫外

線対策としてサングラスを掛ける場合には、表示

されている紫外線透過率が低い物や、紫外線

カット率が高い物を選び、色の濃いサングラス

の方がより紫外線を防ぐかと思いますが、暗い

環境では目の瞳孔(どうこう)が開いてしまい、

かえって多くの紫外線が目から取り込まれて

しまうようです。紫外線対策のサングラスには

単に色が濃いだけのファッション用はおすすめ

ではないそうです。



トータルケアで肌老化を予防しよう!
 

最後に、紫外線からお肌を守るために、内側

からのケアが大切で、肌老化の予防という観点

から、まず見直したいのは毎日の食事だそ

うです。人が活動をすることや紫外線を浴びること

により、体内で発生する活性酸素は肌の老化に

関わっているそうです。身体が活性酸素の悪影響

を受けないよう、食べ物から抗酸化物質を補給す

ることが重要だと思います。日頃から抗酸化

物質が多く含まれる野菜をたっぷり摂るように意識し、

ポリフェノールの一種のアントシアニンやイソフラ

ボン、カロテノイドの一種のリコピンやルテイン

などは、代表的な抗酸化物質だそうです。さら

に、にんじんやかぼちゃなどに多く含まれる

ビタミンA、オレンジやブロッコリーなどに多い

ビタミンC、ナッツ類に多いビタミンEなど、抗酸化

作用に相乗効果をもたらすビタミンのようです。

このように、いろいろな食材をバランス良く摂ると

高い栄養効果が期待できるそうです。

そのほか、美肌づくりには睡眠時間の確保も必須

で、睡眠が足りていないとホルモンバランスや

ターンオーバーが乱れる原因となり、紫外線

から肌を守るためには、日焼け止めなどの

グッズを賢く活用することに加え、食事や

睡眠といった生活を見直し、トータルケアで

美肌を目指せると良いそうです。




まとめ

 
地上に届く紫外線には、肌老化をすすめる 「UVA」

と肌を焼く 「UVB」 の2種類があり、紫外線は、365

日、雨の日も降り注いでおり、室内に届いてしまう

ようです。

短時間の外出でも、日焼け止めを塗らないと

紫外線による肌のダメージは積み重なってしまう。

日焼け止めを選ぶ時は 「UVB」 のカット効果

を示す 「SPF」 と 「UVA」 のカット効果を

示す 「PA」 の値を確認し、日焼け止めの効果

を得るためには、必要量をたっぷりと使い、こまめ

に塗り直すことが肝心だそうです。

日傘や帽子、サングラスなどUVカットアイテム

を適切に活用することが大切で、食事や睡眠

など生活も見直して、トータルケアで肌を

紫外線から守るのが良いそうです。


また次回おたのしみに  峰不二子





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