お盆はもともとお釈迦様の教えとその弟子の
母親を救う話から始まったお盆の行事だそう
ですが、日本では推古天皇の14年 (西暦606
年) にはじめてお盆の行事が行われたと伝え
られているそうです。推古天皇 (西暦606年)
十四年七月十五日斎会を設けたのが初めてと
され、斎明天皇 (657年) 三年七月十五日
斎会に飛鳥寺で盂蘭盆会が催されたのだそう
です。
お盆はもともとお釈迦様の教えとその弟子の
母親を救う話から始まったお盆の行事で、
日本では推古天皇の14年 (西暦606年)
に、はじめてお盆の行事が行われたと伝えら
れて推古天皇 (西暦606年) 十四年七月
十五日齋会を設けたのが初めてとされ、斎明
天皇 (657年) 三年七月十五日に飛鳥寺
で盂蘭盆が催されたのだそうです。
江戸時代以前のお盆の行事は武家、貴族、
僧侶、宮廷の上層階級で主に催されていた
ようです。お盆の行事が一般庶民に広まっ
たのは江戸時代。江戸時代に入ると庶民
の間にも仏壇やお盆行事が普及し、仏壇や
提灯などに必要なローソク (従来は油) が
大量生産によって一般庶民にも安価に入手
できるようになってからお盆が広まったのだと
思います。
また、江戸の時代にはお正月とお盆には
奉公人が休みを取って実家に帰ることが許さ
れていた時期で、これを 「藪入り (やぶいり)」
と言ったそうです。当時、職人や商人などになる
ため、13・14歳頃から師匠や商家を選んで丁
稚奉公に出ていたようです。そうした奉公人たち
に、ほとんど休みが無かったそうです。
そのためお盆やお正月など実家に帰ることが
出来た 「藪入り」 を楽しみにしていたのだそう
です。
そこからお盆には嫁いだ娘が実家に帰って休息
をとる習慣があり、現在ではほとんど言われること
がなくなったようですが、 こちらも 「藪入り」 と
言っていたようです。
日本各地で行われるお盆の行事は、各地の風習
などが加わったり、宗派による違いなどによって
さまざまだそうですが、一般的に先祖の霊が帰って
くると考えられているのだそうです。
また次回おたのしみに 峰不二子