交感神経と副交感神経
ある書物によると、気候が自律神経に影響を及ぼすことについても触れられている
そうです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があると思います。交感神経は活動に関わる
神経で、心臓の拍動や血圧、体温を下げ、エネルギーの消費を増やし、対する副交感神経が優位
の時は心臓の拍動も穏やかになり、血管が拡張して血液循環がよくなるそうです。
高気圧に覆われた晴れの日は空気中の酸素が増えるそうで、酸素はエネルギーを燃
やして、交感神経もますます活発化して活動的になるそうですが、低気圧で天気が悪い日は
酸素の量が減り、副交感神経が優位になるかと思います。
そのためエネルギー消費も減少し「なんとなくやる気が起きない」 「体が重い」 などの不快感に襲
われるのだそうです。うつとまではいかなくても、梅雨のやる気が出ない感覚は副交感神経が大きく
影響しているようです。
梅雨に入り、なんだかやる気が起きないという方はまず、天気と体調の変化の関係性に目を向け
ると良いそうです。少し知識があると、明日の天候、明後日の天候をもとに体調不良の予防策
を練ることができると思います。
また次回おたのしみに 峰不二子