日本全国の珍しいおみくじ!
日本のおみくじには私達が見るような一般的なものだけでなく、可愛らしい動物のおみくじや
扇子の形をした珍しいおみくじなど、色々な種類が存在するそうです。
おみくじ目当てで行ってしまうような、ユニークな種類のおみくじを販売している会社を見てみましょう。
|川越氷川神社(埼玉)
縁結びで知られる埼玉の「川越氷川神社」は、ピンク色や白色で鯛の形をしたおみくじがある
そうです。この鯛みくじは「あい鯛みくじ」と「一年安鯛みくじ」の2種類のようですね。
縁結びで有名なだけあり、「あい鯛みくじ」など恋愛成就のおみくじもあるそうです。
実はこれ、鯛ということで釣り竿を使って1匹釣り、そこで中身を見るというとてもユニーク
で遊び心のあるおみくじなので、大人も子どもも楽しめる素敵なおみくじだと思います。
|東京大神宮(東京)
東京のお伊勢さまとして親しまれているため、人との縁を結ぶ神様を祀っています。いろい
ろな種類のおみくじがあり、なんとその数9種類あるそうです。
中でも、和紙人形の付いた「恋みくじ」がとてもかわいいと女性を中心に人気となり、この
おみくじを引くためにお参りに来る人も多いのだそうです。
人形の表情や着物の柄1つ1つ違うため、おみくじを引く際に好きな人形を選べるのも楽し
いと思います。
|春日大社(奈良)
世界遺産に登録されている「〇〇」は、日本でもっとも古い「萬葉(まんよう)植物園(萬葉
集に収録されている歌に詠まれている植物)」で有名な神社のようです。
奈良の特産である木彫り工芸「一刀彫」で丁寧に作られた「一刀彫鹿みくじ」や、神様の使い
である白鹿の「白鹿みくじ」があり、どちらも口におみくじを咥えているそうです。
その愛くるしい姿から大人気となり、おみくじとしてだけではなく、お土産として買う人も多い
のだそう。おみくじと一緒に部屋に飾っておいてもとてもかわいいことのようです。
|東天王岡崎神社(京都)
「〇〇神社」と呼ばれ、境内のあちこちに色々な可愛らしいうさぎがいるようです。
祭神が子宝に恵まれ、うさぎが多産な事から子授けの神として信仰されているのだそう。
この神社の名物は「うさぎおみくじお守り」。白とピンクの好きな方から選ぶことができ、その
中におみくじが入っているという仕組みのようです。
おみくじはうさぎのお腹部分から出てくるようになっていて、「細かい工夫やうさぎの愛くるしい
表情などがたまらない」と話題沸騰となったそうです。
このうさぎおみくじお守りはそのまま持ち帰ることもできるので、置物として買う人も多いのだと
思います。
|知恩寺(京都)
日本三景・京都の天橋立にある「知恩寺」には、扇子を広げるとおみくじの結果が書かれてい
る、何とも珍しい「すえひろ扇子おみくじ」があるようです。
見た目もかわいく珍しいため、持ち帰りたくなってしまうと思いますが、境内の松の木に結び
つけるのが知恩寺の習わしのようです。そのため松の木にはいくつもの「すえひろ扇子おみくじ」
がぶら下がっていることのようです。
この光景がとても写真映えするとして話題になり、人気のおみくじとなったそうです。
|伊奴神社(いぬじんじゃ)
子授け、安産、夫婦円満、家内安全などの神様がいる「伊奴神社」には、境内にある犬の王の
石造をモチーフとした「開運いぬみくじ」があるそうです。
1つ1つ犬の顔が違いどれも可愛く、1つだけ選ぶのが大変なのだそう。このおみくじは犬の入れ
物の底に入っていて、読んだ後は置物として飾ることもできるそうですね。
またこのおみくじの紙にも犬の絵が描かれているため、犬尽くしの神社だと思います。
|太宰府天満宮
菅原道真公を祀り、学問の神様として日本でも全国的に有名な「太宰府天満宮」ですが、ここには
「鷽鳥(うそどり)みくじ」というおみくじがあるそうです。
鷽(うそ)とは鳥のことで、太宰府天満宮では菅原道真公の守り鳥とされてきたのだと思います。
また昔から人々の運を開き、幸福へと導く鳥として愛されているのだそうです。
おみくじは鷽鳥を模した木の筒の中に入っていて、おみくじを読み終わったらストラップとしても
使うことができることのようです。
また次回おたのしみに 峰不二子