クリスマスといえば七面鳥。その由来は?
もともと欧州ではクリスマスにはガチョウを食べていたと言われていたようです。ガチョウはごちそうだから
特別なクリスマスにといったようです。
時は流れ、アメリカ大陸の開拓のために欧州から渡米したパイオニア達が、食べ物に困り餓えに苦しんで
いた時に、原住民から七面鳥の施しを受け、七面鳥は感謝のシンボルとなり、転じてキリスト降誕への感謝を
表すためにクリスマスのごちそうになった、という説があるようです。
加えて、七面鳥の方がガチョウより飼育がしやすいといった実用的な理由もあるのだと思います。
世界各国のクリスマスの伝統菓子
世界各地でもクリスマスに特別なお菓子を楽しむ習慣があるそうです。例えばフランスは、丸太の形をした
ブッシュドノエルという伝統的のようです。なおフランス語でノエルはクリスマス時期を指しているそうです。
ドイツではシュトーレン、イタリアではパネトーネ、イギリスではクリスマスプディングやダンディーケーキ
など、その国々で特別な日に作られ、ふるまわれているそうです。
日本では、クリスマスのお菓子といえばさまざまなケーキのようですが、最近ではこうした海外の伝統菓
子をクリスマスに楽しむ人も増えているそうです。有名パティシエやスイーツブランドの作るシュトーレン
などは、毎年手に入りにくいほどの人気があるそうですね。
ポインセチアがクリスマスフラワーになった由来
クリスマスの代名詞的存在のお花といえばポインセチアですね。ポインセチアはメキシコ原産で、17世紀
に同地で布教をしていたフランスの修道会のある修道士が、ポインセチアを見てベツレヘム(キリスト
生誕地)の星を想像し、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになったそうです。
また、ポインセチアの色にも秘密があり、赤と緑、そして樹液が白であるポインセチアは、クリスマスカラー
を兼ね備えていて、クリスマスカラーは赤・緑・白。とりわけ赤はキリストに関わる色で、「寛大」 「愛」
を象徴する宗教的にも意味深い色だと思います。
ポインセチアといえば赤が有名のようですが、白やピンク品種も存在するようです。
さまざまな色合いがクリスマスプレゼントとして贈られ、ポインセチアの花言葉は「祝福する」 「聖夜」
「幸運を祈る」、白いポインセチアの花言葉は「あなたの幸運を祈る」、ピンクは「純潔」 「思いやり」。
クリスマスプレゼントにぴったりですね。
また次回お楽しみに 峰不二子