言葉遣いのマナー
●敬語の種類
敬語は一般的に「尊敬語」 「謙譲語」 「丁寧語」の三つに大きく分類することが
できます。
また、この3分類を基本にさらに「丁重語(謙譲語Ⅱ)」 「美化後」 の2つも付け
加えられ、現在では5分類に定義されています。
ここでは、それぞれの敬語の種類について説明しています。
それぞれの特徴や目的を理解し、状況ごとに判断して使い分けると良いです。
・ 「尊敬語」
尊敬語とは、相手の動作や状況、所有、所属などを敬った言葉です。
上司や顧客、取引先など自分よりも目上の人に対して相手を高める表現を使
って敬意をを表します。
・ 「謙譲語」
謙譲語とは、話し手本人、または身内や所属の動作や状態に対してつかう言葉。
へりくだって(低めて)表現することで、相手や話題の人を高めて敬意を表しま
す。
・「丁寧語」
丁寧語とは言葉を丁寧に美しく表現し相手を高め敬意を表す表現方法で、
また話し方を丁寧にすることで、相手に好感を与える効果もあります。
・「丁重語(謙譲語Ⅱ)」
話の聞き手が、話し手本人または身内や所属よりも目上であることを表す言
葉を指し、必ず丁寧語である 「ます」 を伴うことが特徴です。
・「美化語」
美化語とは、話し手本人が聞き手に上品で丁寧な印象を与えるために使う言葉
です。
文法的に見て敬語ではありませんが、聞き手に対して配慮を示しているという
点で敬語に準じるものとされたり、また丁寧語に分類する場合や丁重語を美
化語に入れる場合も。
●敬語の注意点
話し手当事者同士の上下関係を言葉で表現するために用いられ、コミュニケー
ションを良好にするためにとても大切な語法となる敬語。
●二重敬語
敬語は、多く使えば良いという分けではありません。過度な敬語は意味が通じ
にくくなったり、相手に対して失礼になったりする場合も・・・。
【尊敬語とは】
尊敬語とは、相手の動作や状態、所有、所属などを敬っ
た言葉です。
上司や顧客、取引先など自分よりも目上の人に対して、
相手を高める表現を使って敬意を表します。
尊敬語は、「動詞」 「形容詞」 「名詞」 を用いたものの3種類に分類されま
す。
続きはまた次回お楽しみに! marimo