肌のターンオーバーを整える栄養を取る
夏にダメージを受けた肌の回復を促すために
は、外側からだけではなく、内側からのケアも
大切だそうです。そのためには、肌のターン
オーバー(新陳代謝)を整える栄養素を取るよう
にしましょう。
また栄養素の働きが活発になるのは、睡眠時
で、やみくもに栄養素を取るだけではなく、十分
な睡眠を心がけることも大切だそうです。
肌の回復を促すおすすめの栄養素としては、次
のようなものがあるそうです。
ビタミンB群
貧血予防や髪の成長などに働きかけるビタミン
B群には、肌や粘膜、歯などの健康を保つ働き
があるようです。
ビタミンB群を多く含む食材は、納豆、モロヘイヤ
ニンニク、鶏むね肉などがあり、水溶性の栄養素
のため、体外に排出されてしまいやすいそうで、
日々こまめに摂取することが大切だそうです。
ビタミンE
ビタミンCと同じく、抗酸化作用のある栄養素だ
そうで、肌トラブルの改善に効果があるのだそ
うです。ほうれん草やパプリカなどの野菜類に多
く含まれているかと思います。
油脂に溶ける脂溶性ビタミンで、調理する際は油
と一緒に摂取することで吸収率が上がるとされて
いるようです。
亜鉛
亜鉛は、タンパク質の合成や細胞の新陳代謝に
影響する栄養素で、肌や髪の再生にも関与して
いるそうで、亜鉛は、肉、魚介、藻類、殻類など
さまざまな食品に含まれているそうですが、特に
蟹、牡蠣などに多く含まれてるのだそうです。
亜鉛不足は女性ホルモンの分泌量の低下にも
つながってしまい、他の栄養素と同様、しっかり
摂取したい栄養素のひとつのようです。
秋に肌の乾燥を感じたら取り入れたいうるおい
を維持する方法
乾燥を防ぎ、乾燥肌を改善したりするためには、
肌を保湿して、うるおいを維持することが大切
だそうです。
ここから、日常に取り入れられるうるおいキープ
方法をみてみましょう。
部屋の湿度を下げる
日々肌を乾燥した空間になるべくさらさないような
環境づくりが大切のようです。部屋の湿度を下
げ、肌の乾燥を避けるようにすると良いそうです。
湿度を上げるためには、加湿器の利用や部屋に
濡れたタオルを干すことがおすすめだそうです。
湿度を設定する際、60~70%程度を目安にする
と良いそうです。
保湿アイテムを増やす
スキンケアに、保湿アイテムは必須のようですが、
空気の乾燥が進むと、いつも使用している保湿アイ
テムだけだと、うるおいを保てない可能性があるそう
です。
うるおいをしっかりキープするためにも、自分の肌
の調子に合わせ、保湿アイテムを見直すようにする
と良いそうです。
例えば、化粧水の後に美容液を付けて水分を浸透
させ、化粧水と乳液の後にクリームやオイル、ロー
ションなどを塗って肌の水分の蒸発を防ぐようにする
のも良いと思います。
使用するアイテムは、保湿成分が豊富なものを選ぶ
と保湿対策に効果的だそうです。
特にセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオ
グリカンなどの保湿成分が配合されたものがおすす
めのようです。
また、肌荒れが起こりやすいという敏感肌の方は、
保湿力があり、かつ肌にやさしいアイテムを使用する
と、肌負担が少なく保湿ケアが行えるそうです。
保湿ケアを行っても肌の乾燥や肌荒れが改善され
ない場合、単なる乾燥が原因ではない可能性があり、
早めに皮膚科に相談して、適切な処置を行うのが
良いそうですね。
乾燥を防ぐケアと対策で、乾燥知らずのうるおい肌
をキープ
夏のダメージと季節柄、乾燥しやすい秋口の肌。
うるおいをキープするために、今回勉強した日々の
保湿ケアや乾燥を予防するための工夫だけでなく、
ストレスを溜めずに、十分な睡眠を摂るなどの正しい
生活習慣を心掛けることも大切だと思います。
身体の外側と内側から、肌の乾燥を引き起こさせ
ないアプローチで、乾燥に負けないうるおい肌を
手に入れられると良いですね。
また次回おたのしみに 峰不二子