コラム   2,000年以上前からおせち料理はあった!?

  |与の重・煮物


煮しめ・筑前煮は様々な食材が入っているために

「家族かが仲良く一緒に結ばれる」 と言う意味があり、

また具材ひとつひとつにも意味があることのようです。



里芋は親芋にたくさんの子芋がなることから 「子宝」 

を願っているそうです。


レンコンは穴があいているので 「先を見通せるように」

という意味があるようです。


くわいは最初に大きな芽が出てめでたいことから 「出世」

の象徴になっているそうです。

他に黄色に色づけすることで 「金運」 や昔の仮名遣いで

「か」 を 「くわ」 と書いたことから 「くわい→かい→快」

と、 「一年を快く過ごすことができるように」 という説も

あるそうです。

快く:こころよく、気持ちよくなど晴れやかな気分を意味す

るそうです。


しいたけは 「元気」 「壮健」 への願いが込められている

そうです。

昔、しいたけは珍しいもので神様へのお供えものとして大切

にされていたそうで、下級の兵士が被っていた、かぶとに見

立てて、 「陣笠椎茸」 とも言われたようで武家社会の名残

だと思います。


豆腐・高野豆腐は煮詰めた豆腐に焼目をつけ楯に見立て

「家が守られるように」 という願いがあり、こちらも武家

社会の名残だと思います。


手綱こんにゃくはこんにゃくを手綱に見立て 「手綱を締め

て心を引き締め、己に厳しく戦いに備える心をやしなう」 と

いう意味があり、こちらも武家社会の名残のようですね。


梅香ニンジンの由来は、梅は花が咲くと 「必ず実を結ぶ」

ということから縁起物だと思います。

たけのこは成長が早いため 「子供の成長」 や 「家の

繫栄」 を願っているようです。

 
他にも昆布やごぼうなども入っていることもあるようです。

彩りに 「さやえんどう」 を乗せると素敵だと思います。



いかがでしたか?おせち料理の由来について分かったと

思います。調べてみると本当色々あり、お重の詰め方や仕切り

にも様々、料理の品に込められた意味も多く昔の人の考

え方は一味違いがありましたね。


料理だけではなく、道具や作法などもたくさんあるそうですね。


また次回おたのしみに  峰不二子


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