【3】 他にもあります
冬至には、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入る以外、様々な風習があるので、その中でも食べ物に関する
いくつかをみてみましょう。
■「ん」が2つ付く食べ物
「にんじん」 「だいこん」 「れんこん」 「ぎんなん」 「きんかん」 「うんどん(うどん)」など、もちろん、
「なんきん(かぼちゃ)も含まれていて、これらを食べると病気にならず、幸運が訪れるという言い伝えがあると思います。
「ん」の付くものを‘‘運盛り’’といって縁起をかついでいたと思います。
また、「うどん」については、言葉の響きから、‘‘運鈍根’’に例えられ、縁起が良く、出世するとも言われているようです。
‘‘運鈍根’’とは、運は‘‘幸運’’、鈍は‘‘愚直’’、根は‘‘根気’’をあらわし、開運や物事を成し遂げるための3要素と言われて
いるようです。
■小豆粥
小豆のような赤い色のものは、邪気をはらうと言われ、冬至の翌日から運気が上昇するよう願いを
込められていました。
■こんにゃく
冬至にこんにゃくを食べる風習のある地方もあるようです。
こんにゃくは「お腹の砂おろし」と言って、昔から体内の老廃物を排出してくれる食べ物として知られて
いたようです。そして冬至以外にも大晦日、節分、大掃除の後などにも 体内の毒素(老廃物)を出して、
体内を清めることを目的として食べられていたようです。また、こんにゃくには食物繊維が豊富で、
食物繊維は、胃や小腸で消化・吸収されずに大腸まで届き、腸内の老廃物を吸着して排泄し、腸内の
環境を整えてくれるようです。
「にんじん」 「かんてん(寒天)」 「れんこん」 「ぎんなん」 「きんかん」 「うんどん(うどん)
「なんきん(かぼちゃ) を‘‘冬至の7種’’とされているようです。
また次回おたのしみに!